【おしらせ】

ブログの投稿はnoteに変更いたしました。そちらでもお楽しみいただければ幸いです。

優生思想を無くしたいので買ってみた本


『生きるに値しない命」とは誰のことか』

刺激的なタイトルだ。



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生きるに値しない命。

病気になって働けなくなり福祉で生活している私は、「自分には生きている意味がない」「自分に価値はない」と思うことがしばしばある。

なんらかの事情から働くことができなくなったひとの多くは、同様な思いから気落ちすることがあるんじゃないだろうか。


なぜ「自分には生きる価値がない」と思ってしまうのか?

そこには優生思想(能力差別)があるからだ。

ふだんは「優生思想は悪いことだ!」と口では否定しているくせに、実は無意識のところで優生思想にとらわれているのだ。


読み進めてまだ半分。

安楽死と尊厳死に分けて考察されていて、さらにそれらを立法と医療それぞれの立場から論じられている。

安楽死および尊厳死を合法化するにあたってどんな前提が必要か、制度はどのようにすべきかなどが書かれていてとても興味深く読んでいる。


本書の中では、ドイツの刑法学者ビンディングと精神科医ホッヘによる共著『生きるに値しない生命の殺害の解禁』(1920年)を取り上げていて、これを略して『解禁』と呼んでいる。

ドイツの法律ではもともと、安楽死と尊厳死は違法だったようだ。

そんななか、第一次世界大戦に敗れたことで国の経済が悪化。

経済回復を加速させるために少しでも無駄を省こう!という考えから、社会のお荷物であるひとたちを安楽死させることを解禁するべきでは?という意見が出てきたようだ。

この『解禁』の著者である二人は社会のお荷物を殺害することを肯定している。

が、精神科医であったホッヘ氏は、第二次世界大戦において志願兵として参戦した息子が戦死したことでこの考えを翻したらしい。


どんな気持ちの変化があったのだろうね。


ちなみに『解禁』は、ナチスの安楽死政策の支えとなった書物だったようだけど、これが書かれたのはナチスが発足するよりも前である。

つまり、ナチスと直接関係があるわけではない。


この本を読むことで、自分の優生思想撲滅に少しは近づけるかな。

近づけなくとも学ぶものが一つでもあれば買ってよかったと思える。

そうゆう意味ではすでに学びはあったから買ってよかったのだろう。



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