【おしらせ】

ブログの投稿はnoteに変更いたしました。そちらでもお楽しみいただければ幸いです。

「病気で苦しむ人々に勇気や希望を与えた」について思うこと

水泳の池江璃花子選手が白血病を乗り越えてオリンピック出場を決めた。


素晴らしい。

治療も、その後のリハビリや練習も、どれだけがんばったのだろう。

私には想像することしかできないが、人一倍努力したのだと思う。


ところで、この件についての報道について、「病気で苦しむ人々に勇気や希望を与えた」という、とある記事のなかの一文を見て、思うところがある。


努力をすれば誰もが病気を乗り越えられるわけではない。

彼女が復活できたのは、病気の性質、体質、環境、運、その境遇に耐えられる思想、価値観、メンタル、努力する才能など、いろんな要因が揃ったことによる結果だと思うのだ。


その一文を書いた記者は、きっと大病とたたかったことなどない人なのではないだろうか。

「病気で苦しむ人々に勇気や希望を与えた」とは、よく目耳にする綺麗な常套句だ。

だからそれをそのまま書いたのかもしれない。

もちろん、これで勇気をもらえる人はいるだろうが、治療のために努力しようがない病気の人にとっては、何も響かないだろう。

いや、むしろネガティブに作用して虚無感を与えることになるだろうと思う。


選手として復活した彼女については素直に喜ばしい。

ただ、私には少し懸念がある。

「池江選手にできたんだからあなたにもできる!」とか「あなたも池江選手みたいに良くなるよ!」と、無知ゆえにそうゆう言葉を励ましとして気安くかけてくる人が出てくるような気がするのだ。


そもそも彼女のベースはアスリートだ。歳も若い。

病気のひとたち全てが、彼女のように輝いて復活できる条件を持ち合わせているわけではない。


みなそれぞれ、違うのだ。



おちまい


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