【おしらせ】

ブログの投稿はnoteに変更いたしました。そちらでもお楽しみいただければ幸いです。

【障害受容】病気や障害を受け入れる過程~まずは現実を受け入れる~

私には指定難病と精神疾患(うつ病)がある。

同じように病気や障害をもっているひとはたくさんいると思う。

受けとめ方は人それぞれだと思われるが、なかなか現状を受け入れられなくて苦しんでいる人もいるだろう。


そんな人たちの参考になるかどうか分からないが、心理学検定の勉強で学んだ【障害受容】について書いてみようと思う。


ここでいう【障害受容】とは、身体的な障害を持つ人たちが自身の障害を受け入れていくまでの過程のことなのだが、難病や精神疾患の人たちも同様なのではないだろうかと思った次第だ。



障害受容の過程は諸説あるようだが、上田敏氏の説が広く知られているようである。

以下は、『心理学検定 基本キーワード 改訂版 2018年度』にそって私が学習してとったノートをもとに、私の意見を少々追加した内容となっている。




障害受容までの過程

■ショック期

現実に起きている事態への実感が持てない状態。

「マジか・・・自分どうなっちゃうの?」とショックを受けている状態である。


↓↓↓


■混乱期

障害自体に精神が混乱し、苦悩している状態。


↓↓↓


■解決(適応)への努力期

受容の準備がなされ始める時期。

この時期になると、自分と同じような障害のある人のことが気になってくる。

そして、現状でもできることに対して意識が向けられていく。

この時期に〈スタミナ体験〉というものが得られることもあるようだ。

スタミナ体験とは、生きることに苦悩しているときに突然生命の価値に気づくことである。

周囲の協力を得て自分が生かされていることに気づかされるとか、そうゆうことだろうか。

この時期から、価値転換が始まるらしい。


↓↓↓


■受容(適応)期

障害受容がなされる。






以上が障害を受容するまでの過程なのだが、上から下に一直線に経過するというわけではない。

時には逆行しつつ、徐々に受容期に近づいていく。


そして、努力期から始まる価値転換について。

障害受容には、4つの価値転換が必要だとされている。



価値転換の理論

①価値範囲の拡大

障害によって失った価値以外にも、多くの価値が自分自身にはあるのだということを認識すること。


②障害の与える影響の制限

障害が部分的に能力や価値の低下をもたらすとしても、自分の能力全体を制限したり、価値全体を低めたりするものではないと認識すること。


③身体の外見を従属的なものとする

身障者は〈器官劣等感〉を持つことがあるが、外見よりも内面的な価値が人間としては重要だということを認識すること。

器官劣等感とは、自分には医学的・身体的な劣等な器官を持っているというコンプレックスのことだ。

私に身体障害はないが、ステロイドや抗うつ薬の内服による外見の変貌はある。

そのため、身体障害者だけではなく、さまざまな疾患者の外見の客観的差異についても同様に言えることだと思う。


④比較価値から資産価値への転換

自分の価値を他人または一般的基準と比較して判断する〈比較価値〉ではなく、自分自身の価値自体〈資産価値〉に目を向けることである。





以上のことは身体障害に対する受容についてのものだが、さまざまな疾患に対しても同様にいえることだと思う。


私の場合は、難病であることを告げられたとき、うつ病であることが分かったとき、ともにショック期・否認期はスルーだった気がする。

とくにショックを受けることもなく、「あぁ、そうなのね。やっぱりね」という感じだった。

うつ病に関しては若干の混乱期はあった気がする。

今もまだ完全には抜け出せていなくて、時には逆行して働いていない自分に対して罪悪感を感じることがあるが、ほぼ受容期に達している。



ともあれ、まず最初にやるべきことは〈現実を受け入れる〉ということだ。

否定したからってどうにもならない。

嘆いたところで何かが変わるわけでもない。

だからといって、ポジティブでいるべきだとは思わない。


現実を客観視して、ありのままに見て受け入れるということ。


「あきらめる」というとネガティブな意味にとる人がいるが、仏教ではそうではない。

「諦める」ではなく「明らめる」だ。

つまり、目の前の現実を客観的に〈明らかに見る〉ということだ。

「ありの~ままのぉ~ ♪」という歌が一時期流行ったが、そうゆうことだ。

目の前で起きている現実をありのままに見るのだ。

そしてそれを受け入れて(否定してもどうしようもない)、では今後はどうすればいいのか、具体的な行動を考える。


ここまで来れば、あとはやるだけである。



まあ、そうそう簡単にはいかないと思う。

サッサと受容して明るく生活している人もいれば、受容までに何年もかかる人もいる。

どちらが良くてどちらが悪いというものでもない。

人それぞれだ。


今まだ受容できずにツラい日々を送っている人にとって参考になれば幸いである。



おちまい


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